第18回日本産業ストレス学会
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あいさつ
丸山総一郎 第18回日本産業ストレス学会の開催にあたって
第18回日本産業ストレス学会・会長
丸山総一郎(神戸親和女子大学大学院 教授)

 青い海と緑豊かな六甲の山々に囲まれた異国情緒溢れる街、神戸。第18回日本産業ストレス学会は、この美しくおしゃれな地にある神戸国際会議場で開催いたします。皆様をお迎えする準備も順調で会員ならびに関係各位のご支援、ご協力を賜りましたことを大変嬉しく感じますと共に深謝申し上げます。

 産業構造の変化やグローバル化、IT化や雇用形態の多様化等は、リーマン・ショック後の経済不況で雇用不安を加速化し、職場のストレスは危機的状況にまで蔓延しています。そのため企業におけるメンタルヘルス不調(うつ病や適応障害など)はますます増加してきました。折しも、健康診断におけるメンタルヘルス不調のチェック(スクリーニング)導入の動きがありますが、本学会においてもその利点だけでなく問題点や課題について十分検討していかなければならないと考えています。
 そこで、メインテーマは「産業ストレス危機のメンタルヘルスリテラシー―優先すべき正確な知識・技術とは何か―」としました。厳しい職場環境と限られた資源の中で、メンタルヘルスに関して今優先すべきリテラシー(ミニマムの知識・技術、すなわちメンタルヘルスの読み書きそろばん)について議論を深めたいと思います。そのことでメンタルヘルスリテラシーが広く受け入れられ実効性のあるメンタルヘルス対策推進の一助となれば幸いです。
 プログラム構成は、一般演題、基調講演(会長講演)に続き各分野の第一人者や第一線でご活躍中の先生方にご講演をお願いしています。誰もが聴きたくなる充実した内容となりましたこと、ご講演依頼に対しご快諾いただきました諸先生方に厚く御礼申し上げます。
 ここで日程順に特別講演、教育講演の紹介をいたします。特別講演Ⅰの川上憲人先生(東京大学大学院医学系研究科教授)には職場のメンタルヘルスの国際動向からみた日本の優先課題について、特別講演Ⅱの松澤佑次先生(住友病院院長・大阪大学名誉教授)にはメタボリックシンドロームの本質とその分子基盤について、教育講演Ⅰの大野 裕先生(慶應義塾大学保健管理センター教授)には産業現場で役立つ認知療法・認知行動療法について、教育講演Ⅱの夏目 誠先生(大阪樟蔭女子大学大学院教授)には産業ストレスに対するリスクマネジメントについて、教育講演Ⅲの和田 攻先生(産業医科大学学長・東京大学名誉教授)には産業ストレス対策の来し方行きし方についてそれぞれお話いただきます。またシンポジウム①は産業看護職による新しい戦略的メンタルヘルス活動を取り上げ、シンポジウム②は多様化するメンタルヘルス不調者への対応で今何が可能で何をすべきかについて討議していただきます。シンポジウム②ではコメンテーターとして参議院議員で医師の梅村 聡先生をお招きします。ランチョンセミナーでは、うつ病研究・臨床の第一人者である樋口輝彦先生(国立精神・神経医療研究センター理事長・総長)に、うつ病の理解と対策の最前線についてご講演いただけることになりました。
 神戸は陸海空とも交通の便が良く、神戸国際会議場は飛行機、新幹線の会場アクセスが大変便利な立地です。この機会に多数の皆様の学会参加を心より願っています。どうぞよろしくお願い申し上げます。